絶滅哺乳類大会<暁新世〜中新世限定>
というウェブ上イベントが開催中で、私も参加しています。
前回のペルム紀大会の時には復元模型は作らない方針だったので横目で気にはしながらオーディエンスを決め込んでいたのですが、今回はむやみに熱い、そして仕事量<見返りを求めない感じの、まぁ言ってみたら「ガレキ魂」的なものを感じて参加してみました。
その前に個人的な心境の変化もあり、去年の秋以降は、
「俺が復元模型とか作ったら変なものが出来上がって、それの評価とかを聞いてみたい」という興味本位で復元に関する苦手意識を克服したのでした。
それから前回も今回もイメージイラストとしてアイコン的に私の絵が使われていますが、このへんは私が勝手に描いて、送りつけているものです。
ペルム紀大会の時は、本当はちゃんと作品作って参加したかったんだけど、「復元」コンプレックスにより断念。でもなにかの形で盛り上げられたらいいなぁと思ってディメトロドン描いたはいいけど、「3Dだっつてんだろハゲ!」とか言われたら凹むよなーとかウジウジして、悩んだ挙句にウジウジ言い訳を添えて絵を主催者に送りつけたら、普通に喜んでいただきつつ、使っていただけたりしたのでした。
なので今回の絶滅哺乳類大会にも調子こいて絵を送りつけてみたと。
そんなワケです。
送ったほうも、使ったほうも善意の結果だったりするので、「なんでアイツだけ2Dで参加してんだよ?」的なことは言っちゃやーん。
ああ、いつものように前置き長くなりました。
そんなワケで私が作ったのはコレ。
「ノタルクトゥス二態」
詳しい説明は大会ホームページを見てもらうこととして、今回はノタルクトゥス制作時のこぼれ話的なことを。
とにかくね、樹上棲の生き物が好きなのです。
まぁ原猿好きは言わずもがななんですが、樹上棲の生き物を作るんなら樹に登ってないとがっかりなわけです。
作ることに関して言えば、樹に登ってさえいなければ数倍簡単であんまり悩まなくていいのに、樹も作らなくていいのに、置き方とか空間とかであんまり悩まなくていいのに、でも樹上性は樹に登っていてナンボなんですよ。
上から目線でこっちの様子をうかがっている感じ、もしくは我関せずな感じ、どちらにしても予備動作なしで次の行動にうつってきて、こっちが大層びっくりするというあの感じ。その感じが大好きなのです。
あと猫背ね。肩が盛り上がっていて、重みがあるのに軽やかなたたずまい。
まぁそんなワケで今回のノタルクトゥスもそんな私の妄想を詰め込んで作ってます。一応骨格とか見たり、測ったりしてますが、それよりは俺妄想の中の夢に出てくる原始猿を召還することで頭がいっぱいです。
で、その雰囲気作りのためにベースはしっかり作んないといけません。
当初は、「古生物復元を煙に撒け」という合言葉の下に文字通り煙とか雲状のもので巻いて俺妄想だけを満足させる方向で進みかけたのですが、さすがにね、「復元」というところからは大きく外れてしまうのでやめまして、結果出来上がったのがこのベースなのです。
コンセプトは、
「本当は高いところにいるんだけど、樹を一本作るわけにもいかないでしょう」ベース。
なんかさ、こういうときにやっちゃいがちなのは低い樹を作っちゃうとか、樹を途中から作って高いところにいる記号だけは表現するっていう方法。
でも俺が見たいのはちゃんと高いところから見下ろしている猿。
さぁこのギャップ、いかにして埋めようか・・・
という悩みに対して一応答えを提示してみたのがこのベースです。
一応説明ね。そこまでは考えてみたけどどぉ?的な。
樹の上にいる猿をひとつの風景として、ベース部は無機的な感じにして隔絶感を表現。
さらに猿と樹の下の空間を大きく見せるためにベースを曲面にして、奥行きを感じさせる斜め奥への流れをつけてみる。
と、そんなことをぼんやり考えながらベースを作ってみました。
上手くいってるかどうかは正直どうなんだろうね、色々な人に聞いてみたいところです。というか、他の案やダメ出しを聞いてみたいところです。
あとは本編でお楽しみ下さい。
どうして2種類作ったのかとかの理由もそっちに書いてます。
それから参加者以外のコメントも大歓迎(ですよね?)。
ほんと素朴な疑問を投げかけてみるのもありだと思います。
どうしても参加者中心で話がマニアックで専門的な方向にいきがちですが、作った本人に直接聞けたりするチャンスだったり、ふとした疑問をぶつけてみるチャンスだったりするので、ほんとお気軽に。
つうかみんなが聞いてくれないと、どう見ても意地悪キツネなのにクジラなの?とか、それカバじゃないの??とか、サイみたいなゾウとかマッチョな馬とかもうわけわかんないっす。という発言ができないじゃないか。
まぁみんなが来てくれなくても、すでに俺ひとりで妄言書き散らかしてるけどね・・・