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マダガスカル2016その1
再びマダガスカルへ行ってきました。

今回の旅の個人的に最大の目的はマダガスカルに9種棲息しているシファカのうちの1種真っ黒いペリエシファカを見ること。
とはいえ、ペリエシファカの棲息地についての情報を集め、特定し、その場所まで行き、さらにペリエシファカを探し出して見るというミッションは私一人では到底無理なことで、前回に引き続き今回も日本アイアイファンドの島泰三先生に同行させてもらっての旅でした。

このブログでは何回かに分けてマダガスカルでのことを書いていくことにして、1回目は今回の旅の大まかな工程を紹介します。

まず前置きとしてマダガスカル島について、広さは日本の1.6倍ほどで南北約1500kmほどの世界で4番目に広い島です。
首都アンタナナリヴ(通称タナ)は島のほぼ真ん中にあってここはマダガスカルを縦に走る2000m級の山々がそびえる中央高地の中の盆地で標高約1200mのところにあります。ネパールの首都カトマンズが標高約1400mですからなんとなく似た気候です。よく暑いのか寒いのか聞かれますがタナの場合は標高がそれなりにあるので冬(南半球ですので今は冬です)はそれなりに涼しい〜寒いです。ですが気候帯は熱帯地方なので日が射すとじりじりと暑くなります。高地なので湿気はそれほどなく過ごしやすいと感じました。

そんなタナで前後10日間くらいの準備とまとめ期間を置いて、旅の中盤はマダガスカルの中で旅に出ることになります。

まずは車で丸二日かけてマダガスカル最北端の町ディエゴスアレスを目指します。行程は約1000km。
そこから約1週間をかけて来た道を南下しながらいろいろな目的を果たしていくことになります。



今回は島先生と同行者の守亜に加えて東大博物館の遠藤秀紀教授がマダガスカルの旅に参加していました。
まずは首都のアンタナナリヴ大学で島先生と東大博物館の遠藤教授、さらにタナ大の教授陣を交えての会議がありました。
その後、一路ディエゴを目指しました。


・ディエゴスアレスではマダガスカルの8種のバオバブのひとつディエゴバオバブ(Adansonia suarezensis)の花を見ること


・アナナメラの森で漆黒のペリエシファカを見ること


・アンジアマンギラーナのアイアイ保護区にてアイアイの観察と植林の状況の確認


・アンカラファンチカ国立公園で野生動植物の観察すること


この4つを大きな目的にして首都タナを旅立ちました。
今後はいくつかの回に分けてマダガスカルでの旅の様子を報告していきます。
| マダガスカル | 20:16 | comments(0) | - | - | - |
ヴェローシファカ〜マダガスカル記〜
現在手掛けている怪獣根付のほうもなんとか今日明日中にはひと息つけそう、と思ったら気持ちに余裕が出てきたのでちょっと書いてみます。
実際のところは年内にもう2件、それぞれ数百個ずつの納品があるので全く以て忙しいし、冬イベント用の新作もなかなかすすめられていないので余裕はないのですが、まあちょっと息抜きがてらマダガスカル生きもの記の続きをつらつらと。

なんとなく続きです。
・ニシアヴァヒ

ヴェローシファカ
Verreaux's sifaka
Propithecus verreauxi




「一番見てみたい哺乳類は?」と聞かれたら、「ヴェローシファカです」と答えていた。一番見てみたい動物は?と聞かれても気分によってはやっぱりそう答えていたかもしれない。
とにかく僕はヴェローシファカを見るためにマダガスカルへ行ったと言い切っても間違いじゃない。
でも実は今回の旅ではヴェローシファカが棲息するマダガスカル南西部には行っていない。野生のヴェローを見ることができるベレンティー公園にも行っていない。時間的な余裕があったので今回行こうと思えば行けたと思う。が、後回しにした。マダガスカルの文化ややり方に慣れて、もう少し知識もためて、それから撮影する機材なんかもベストなものを選んで、そうしてから野生のヴェローシファカに会いに行きたいと思ったからだ。

マダガスカルの空の玄関は首都のアンタナナリヴ(通称タナ)だ。タナはマダガスカル島のほぼ真ん中に位置していて、縦に長いマダガスカル島の真ん中には中央高地が続いている。約2000m級の山々が連なる盆地に首都アンタナナリヴは存在する。マダガスカル島全土に9種類棲息するシファカは乾燥帯、森林帯など棲み分けをしているが、中央高地に棲息するシファカはいない。何が言いたいかというと、マダガスカルに着いてシファカを見ようとおもうと、首都のタナからどこかに移動しなくてはならないということ。もしくはタナの中心部からも近いチンバザザ動物園かタナから車で30分ほどのレミュールパークで飼育下のシファカを見るか、そのどちらかだ。
行く前に調べた情報によると、レミュールパークで飼育されているシファカは2種類、コクレルシファカとコルナータスシファカ。チンバザザ動物園では、どうやらヴェローシファカが飼育されている?らしい?いまいち信用が置けなかった。「バックヤードにはいるけど公開はしていない」ということもよくあること。だから自分自身に「期待してはいけない」と事前に暗示をかけた。

結果を言ってしまえば何のことは無い、チンバザザ動物園にヴェローシファカはいた。

しかもマダガスカルに着いて次の日にアイアイファンドの島先生と合流し、チンバザザを訪問するというので同行させてもらい、ケージの中に入れてもらえもした。

「死ぬまでに一度見てみたい」と思った生き物が目の前にいる。その感動。島先生に「守亜くん、ずいぶん幸せそうな顔をしているよ?」と言われたくらいだからよほど表情に出ていたのだと思う。
せっかくケージの中にいるから近くで見たいし、チャンスがあったら触ってみたいし、写真も撮りたいし、映像もとりたい。でもしばらくは呆然と目の前の生きものを眺めているだけだった。

我に返ってすこしだけ写真を撮った。
できれば日の出ている間中このケージの中にいてもかまわないという気持ちだったのだけど、そういうわけにもいかず約10数分程度の訪問は終了した。
近い将来、次は野生のヴェローに会いに行こうと思う。その時は一日中追いかけていたい。


ケージは広く外からだとなかなか近くで見られるタイミングが無い。ケージの中に入れたことはとても運がよかった。こうしてアップで写真を撮ることができる。が、目に被ってしまった枝が惜しい!後ろから顔をのぞかせるもう一頭の表情もいい。



チンバザザには現在2頭のヴェローシファカがいる。どちらもメス。オスもいたのだけれど・・・という事らしい。
繁殖計画はなかなか進まないでいる。

白い毛並みがとても美しい。野生のものとどのくらい違うのかとても興味がある。




ヴェローシファカそのものについてほとんど書いていないけれど、それはまたいつか野生のものを見てから書きたいと思う。想いはたくさんある。好い構図で写真も取れたので早く作品にしたくてうずうずしている。


| マダガスカル | 17:09 | comments(0) | - | - | - |
ニシアヴァヒ〜マダガスカル記〜
マダガスカル旅行記は現在まだ写真を整理中だったりします。まあすこしずつ書いていくとして、気になった生きものについてぽつぽつと書いていこうかなと。


マダガスカルに行った大きな目的のひとつに「シファカが見たい」というのがありました。
インドリ科のサル3属、シファカ、インドリ、アヴァヒ、その全てがマダガスカルに棲息していて、日本では動物園などでも実物を見ることができませんし、世界的に見てもインドリ科のサルを飼育している動物園は相当少ないと思います。
そんなわけでインドリ科のサル、シファカ達を見ようと思ったらマダガスカルに行くのが一番手っ取り早いというわけです。飼育されている動物を間近で見られることもありがたいですが、野生の状態で出会えるというのは何にも代えがたいものです。今回の旅では運よく多くの種類のサルたちに出会えました。

そして目的のシファカですが、シファカ属全9種のうち、野生で3種、動物園で1種見ることができました。
そのうち1種は時間的にまだまだ見足りないですし、動物園で見た一番有名なヴェローシファカもいつか野生で見たいと思っています。
今回の旅はいろいろな意味で「子供のころからの夢が叶った」と言ってもいいような旅でした。しかしここまで来ると欲張りなもので、いつかシファカ9種を野生の状態で見てみたいと新たな欲望が湧いてきてきてしまったのです。
そこまでシファカ、そしてアイアイは僕にとって魅力的な生物です。

旅行記やブログでのお知らせの合間にマダガスカルで見たシファカとその仲間たちのことを書いてみようと思います。

ニシアヴァヒ
Western woolly Lemur
Avahi occidentalis



で、いきなりシファカではないサルなのですが・・・

シファカとは同じ科に属するアヴァヒという原猿類(以下このブログではレムールとします)です。
横っ飛び走りをするシファカ、最大のレムールであるインドリ、この2つがある意味でインドリ科のメインを張る魅力的な動物で、「アヴァヒ」なんて聞いたこともないし知らないよ、という方がかなり多いと思います。
私も存在は知ってはいたものの、今回実際に見るまではすこし興味から外れたところにいました。
今回運よくアヴァヒのうち1種類に出会うことができて、かなり印象が変わりましたし、ちょっとこれは奥深い魅力があって侮れないなぁ、と感じました。
言葉にするとチープになるのですが、「シファカを夜行性にするとこんな感じ!」というところでしょうか。

シファカは昼行性で見た目も派手だったり綺麗なものが多くいかにも昼間に活動するレムールです。他のレムールよりも鼻先が短く丸顔で可愛らしい印象があります。
そのシファカに似た可愛らしさと、夜行性のレムールの少し色は地味だけれども独特の妖しさという特徴を併せ持っているアヴァヒの実際の姿はとても愛らしくて魅力的なものでした。

出会ったニシアヴァヒは顔の正面が白く頭部や身体とのコントラストがはっきりしています。他のアヴァヒは茶色1色だったり、顔面を縁取るように白いラインが入っていたりしますが、顔が真っ白なニシアヴァヒは断トツで可愛らしいです。


ちょっと前の図鑑などではニシアヴァヒとヒガシアヴァヒの2種類しか載っていないものが多いのですが、アヴァヒ属は現在9種に分けられているようです。今回僕が回ったルート上にはニシアヴァヒのほかにAvahi unicolor(和名はわかりません)というアヴァヒも棲息しているようですが、棲息域の違いと外見の特徴からたぶん今回出会ったのはニシアヴァヒだと思います。が、この2種はわりと似ていますので、もしかしたらunicolorのほうだったかもしれません。


実際に出会えて感動したり、感慨深い生きものはたくさんいましたが、アヴァヒは実物を見られてよかった、印象がまるっきり変わってしまった、とそんな生きものでした。
| マダガスカル | 20:51 | comments(0) | - | - | - |
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